和風モダンなジャパンアート園芸
野山の草花が、清楚に織り成す自然な姿。
そよ風にゆらぎ、四季折々に移ろう彩り。
そんな風情を楽しむひと時・・
私こと花翠は陶芸鉢を造り、
和風モダンなジャパンアート園芸の創作に取り組んでいます。
私が和風園芸に興味をもったきっかけは
2004年、浜名湖花の博覧会の和風園芸展示場です。
現在は
浜名湖ガーデンパークになっています。
幕末に日本に乗り込んできた欧米人は
江戸庶民の鉢植え園芸の魅力に たいそう魅せられたそうです。
今の日本人の園芸の主流は洋風園芸、ガーデニングです。
でも私は日本人が古くから培ってきた和風園芸に心惹かれます。
自然の美意識
こちらは見付け天神社の公園の池の岩に
落ち葉が堆積して、その上の草花樹木の種が落ちてできた
自然園芸です。
人が手を加えたものではありませんが
趣き、調和、風情 がちゃんとあります。
地球の自然には美意識があるを証明するショットです。
自然の美意識を感じて手がけた花翠の原点の作品です。
自然から感じたものだけを頼りに手がけました。
禅
「自然を相手に自然の美意識を小さな鉢の中に再現する」
と一言でいいましてもなかなか難しいものがあります。
自然は何一つ思うがままにならないものです。
また自然は季節ともに移りかわり
一つとして同じ姿形をとどめないものです。
その様なものを相手にどう向き合えば良いのかと分からないでおりました。
そんなときに、
”禅”に出会いました。
日本には先人達の素晴らしい知恵や教えがあります。
禅についての詳細はこちら →
禅
禅は”自然の美意識”を ジャパンアート園芸作品に表現する上で
実に様々な事を教えてくれます。以下はその代表的な教えです。
詫び
素朴な静寂の中に美を見出す“侘び”、
寂び
季節の移ろいうに趣を感じる“寂び”、
天地人
さらに
寄せ植え空間の中に再現する小宇宙“天地人”の生け花の思想
天は宇宙を創造し導くもの
地は世界を育むもの
人は天地により想像された世界で生きとし生けるものです。
そういった自然の魅力を鉢植え園芸の中に表現する芸術を
ジャパンアートとして確立し 世界に広めたいと考えます。
遠州にはジャパンアート園芸を創生するにふさわしい自然が
豊富に存在します。以下はその例です。
鶴が池
加茂の花菖蒲園
浜北の森林公園